「アンズ」の様々な表現

メーラムニの基礎単語の一つに、anzu アンズ「言う」があります。メーラムニだけではなく、この動詞に相当する単語は八重山語で幅広く使われます。形は少し変わりますが、例えば四箇の言葉(スィカムニ) では、anku アンクという動詞が同じ意味だそうです。

さて、メーラムニに戻りますが、この「アンズ」という動詞から、様々な表現が作られます。例えば、その連用形は「アンジ」anzi となりますが、これは動詞として「(そう)言って)の他に、日常会話の中で「アンジ?」(そう?)、「アンジ ダラー」(そうだよ)のように、日本語の「そう」と同じような意味で使われます。敬意を込めて言う場合は、例えば「アンジ ヤロールン?」(そうでございますか?)のような言い方もあります。

この他に「アンズ」からできた表現には以下のものがあります:

アンズカー  そしたら
アンズンケン そうすると;その時
アンズキ   だから
アンジテ   そして;それで
アンザバン  それでも

これらの表現は、会話の中でよく使われます。もともと動詞ですが、このように「会話の流れ」をマークするものとして使われるようになってきたようですね。

ちなみに、他の動詞にも上のような形がありますが、例えば「ヌム」(飲む)から「ヌムカー」にすると、「飲んだら」の意味を表します。また、「ヌムンケン」で、「飲むと」みたいな意味になるようです。「ヌムキ」は「飲むので」、「ヌミテ」は「飲んで」、そして「ヌマバン」は「飲んでも」のような意味になります。

おーりたぼーり第6回:形容詞

けーらなろーり、みしゃろーるんねーら?ポッドキャスト第6回アップ すぃたゆー。どーでぃん しきたぼーんなーら!

ポッドキャストの第6回では、形容詞の特徴を紹介します。今度ブログの方で、更に詳しい解説をアップする予定ですので、どーでぃん ゆみたぼーんなーら。

昭和ばばあ 

けーらなり、みしゃろーるんねーら。

(みなさん、こんにちは。)

きゅーや、ばーどぅすぃ フィンランドぷぃとぅぬ さーなぬぱなすぃゆ ブログげアップひーうるゆー。どーでぃんゆみたぼーてぃねーら。

(今日は、私の友達のフィンランド人のさーなの話をブログにアップします。どうぞ読んでみてください。)

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めーらむにの居場所

けーらなり。みしゃろーるんねーら。くよーまなーら。

ばーや なま フィンランドげ かいりくぃたゆー。

(みなさん、いかがお過ごしですか。)

(今、私は、フィンランドへ帰ってきました。)

私がめーらむにをちゃんと学問として勉強し始めて、まだ1年にもなっていません。でもこの研究のために、私の家族や親戚まで巻き込んでしまって、本当にすみません。

家族、特に宮良生まれ宮良育ちの父、私の宮良のおばあちゃん、おじさんたち家族、親戚の皆さん、本当に助けてくれてありがとうございます。ばーやーにんじゅ、めーらぬしじゃぬめー、しかいっとぅみーはいゆー。

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おーりたぼーり第5回:家族の呼び方パート2・大きなかぶ

けーらなり、ポッドキャスト しきたぼーてぃ しかいとぅ みーはいゆー!

今回のエピソードでは、第4回で紹介しなかった家族のを紹介してから、「大きなかぶ」のメーラムニ版を紹介します。どーでぃん しきたぼーんなーら。

ブログもご覧になってください:

http://ryukyulang.org/ooritaboori/

タコスとタコライス

けーらんなろーり。みしゃろーるんねーら。

(みなさん、いかがお過ごしですか。)

ばーや なまがら めーらげはり、めーらむにゆ しかいとぅ 勉強ひー、ぱなはばどぅなるでぃ うもーいるゆー。くりがらん ブログ、ポッドキャストゆん どーでぃんゆー!

(私は、これから宮良へいって、宮良言葉を 一生懸命 勉強して、話さないといけないと思っています。これからも ブログとポッドキャストもよろしくお願いします。)

タコスとタコライスについて、このブログを読んでくださっている皆さんもどんな食べ物かわかるかと思います。私の父は、宮良の出身で、まあ沖縄本島の出身の母と比べると、考え方はやや保守的で、私の大学時代の友人や外国のとてもリベラルな考えを持った友達を紹介するとよくびっくりします。例えば、ベジタリアンだったり、ビーガンだったり、髪の毛がピンクとオレンジだったり、性に対してとてもオープンな考えの人とか。でも、自分も外国に憧れたり、本当はもう少し家庭が裕福だったなら、沖縄の外で勉強がしたかったという父にとっては、そういう刺激がとても嬉しいようです。

それを象徴するのが、タコスとタコライスの話。あるとき、沖縄本島でドライブ中に、車の中での父と私との会話。

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八重山語は誰のものか。

けーらんなろーり。みしゃろーるんねーら。

ばーや、くぃのーれー、スマムニ大会げはりてー、めーらむにさーり はなひくぃたゆー。

(私は、この前、スマムニ大会へ言って、めーらむにで 話してきました。)

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次のリンクから見てみてね。すまむにを話す大会

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スマムニ教室とスマムニ広め隊

けーらなり。みしゃろーるんねーら。ばんだーブログゆみたぼーてぃ、しかいっとぅみーはいゆー。

東大浜さんとぅまーぞんスマムニ教室げはりだゆー。

東大浜剛さんは、スマムニ広め隊を結成し、石垣字平得で大倉弘美さんの経営されるゆんたくガーデンで、スマムニ教室を日曜日に開かれています。来週20日(日)のスマムニ大会の練習のために、今日は私も参加しました。

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おーりたぼーり第3回の文法解説:家族と人数の言い方

けーらなり、みしゃろーるんねーら?

この間、ポッドキャストの第4回のエピソードをアップしましたが、お聞きになったでしょうか。実は、第3回のエピソードの解説をまだ書いていなかったので、今回はそれを書いてから、次回は第4回の解説も書きたいと思います。第3回をまだ聞いていない方は、こちらでまず聞いてみてください

今回のエピソードの主な例文は以下のものです(例文の音声は、婦人会のCDから取ったものです):

1.私の家族は5人だ。
ばー  やーにんじゅーや いつたーるぃ。
私(の)家族は      5人(だ)

この文を丁寧にするには、最後に「ゆー」をつければいいです:

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